2020' Cannondale SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra
キャノンデール スーパーシックス EVO カーボン ディスク アルテグラ
カラー/BBQ
サイズ/48
本体価格¥390,000
レーシングバイクとして既に熟成の域に達したEVOが2020年モデルでは更に進化して新登場。
外観が大きく変わっているのが目立ちますが、それ以上に内容の変化は凄まじいほどです。
メインフレームは翼断面形状の後端を切り落とすことにより重量はそのままに同等以上の剛性と30%以上の空気抵抗の軽減を実現しています。
このバイクはメインコンポーネントにシマノ アルテグラを採用しています。
ヘッドチューブ前方に設けられた内部の空間にブレーキホース・Di2ケーブルを内装し空気抵抗の軽減と同時にクリーンなルックスも実現しています。
低い位置に取り付けられたシートステイは大きく変わった部分です。新EVOは路面からの衝撃を吸収する能力が大幅に上がっていますが、このシートステイの設計が大きく影響しているようです。
翼断面形状の後部を切り落とした設計がよくわかります。
正面からの風には翼断面形状の方が空気抵抗が少ないですが、実際の走行ではほとんどの場合斜め前方からの風又は横風になります。
実走行での空気抵抗の低さを重視した実用的なデザインであり、同時に軽量化も実現しています。
ボリュームのあるフロントフォークは横幅が抑えられており、他のチューブと同様に後部が切り落とされた形状です。
フォーククラウン後部は専用形状のフレームとぴったりと隙間なく一致します。
エンドからコラム・クラウン、さらには下球押しまで一体成型のフルカーボンフォークです。
ディスクブレーキに対応しておりブレーキホースはブレード内に内蔵されます。
Vittria “ RUBINO PRO ”700×25C タイヤ。
最近の流行である少し太目のサイズを採用しています。
軽くクッションの良いタイヤにより様々な路面状況で軽快で快適です。
STIレバーには、シマノ アルテグラ を搭載。
ブラケットは油圧式の割にはグリップ部分が細く握りやすくなっています。レバーはあらかじめ外側に傾斜しており指が素早く届きやすい形状です。また、リーチアジャストがスクリュー式の無段階調整になっておりレバー位置の微調整が可能です。
ステム、ハンドルバー、バーテープ、ヘッドパーツはキャノンデールオリジナル製品でまとめられています。
専用設計のヘッドスペーサー。
ブレーキホースを内蔵しています。
ステムの高さ変更の際にはブレーキホースをカットすることなく位置を変えることができます。
ハンドルを少し切った状態。
ヘッドチューブの前側のスペースにブレーキホースが収まります。
このバイクはワイヤー式変速ですがDi2の場合はコードもここに内蔵されます。
ステアリングストッパーを装備しておりハンドルの切れすぎによるホースやコードへの悪影響がでないようになっています。
高い剛性をもつキャノンデールオリジナルのアルミ製のバー&ステム。
アルミを得意とするキャノンデールによる長年の実績を持ちハードなライディングにも安心です。
シートステイの位置が下がったことと後部を切り落としたエアロ形状のチューブによって外観の印象は前作とはかなり異なります。
トップチューブの上面は幅が広くフラットで高い剛性を持っていることを感じさせます。
ダウンチューブのボトルケージ取付け台座は3カ所にネジ穴があり足りだしやすい高めの位置と空気抵抗の少ない低めの位置を選択できます。
直線的なシートステイが後輪からの衝撃を受けた際にシートチューブを中心に前三角を押して屈曲させることで地面からの衝撃を吸収します。
従来のSAVEとは異なるアプローチで格段に高い衝撃吸収性を得ています。
ドライブトレインはキャノンデールクランクと シマノ アルテグラ の組み合わせです。
高剛性を誇るキャノンデール1クランクに4アームのスパイダーでFSAの52×36Tを装着しています。
広範囲に使いやすい最近の主流の歯数です。
リヤディレイラーにはシマノ アルテグラ。
大きなローギヤに対応できるGSタイプを標準で採用しています。
11~30Tのワイドな11スピードです。
スルーアクスルの採用により高い剛性を備えています。
アルテグラの油圧式ディスクブレーキを採用。
軽い力で操作でき、強力でありながら微調整もしやすいです。
雨天時にも制動力の低下がほとんどありません。
フラットマウントでスッキリと装着されます。
同じくアルテグラの油圧式ディスクブレーキを採用。
こちらもフラットマウントでスッキリと装着されます。
剛性が高いスルーアクスルを採用しています。
【Category; ロード Cannondale 】-【2020/08/20Update】