2015' Cannondale SYNAPSE CARBON ULTEGRA
キャノンデール シナプス カーボン アルテグラ
カラー/40Blue w / Jet Black Gloss
サイズ/51
本体価格¥300,000
2014年全くの新設計となり多くの新しい機構を取り入た “ シナプス カーボン ”。わずかに長いヘッドチューブ、長めのホイールベースの 『 S.E.R.G. = シナプス エンデュランス レース ジオメトリー 』 デザインで、リラックスポジションとレースポジションの中間的な乗車姿勢となり、あらゆる状況下で扱いやすい設計です。
コンポーネントに、シマノ アルテグラ を搭載したモデルです。
上位モデルのシナプスハイモッドと同じ形状ながらスタンダードモジュラスカーボンの比率を高くして耐久性を高めています。
高い振動減衰性と耐久性を備えておりハードなツーリングにも安心して使いやすい性格です。安定感が高く、しかも軽快な乗り味です。
大きく捩じられた形状のシート&チェーンステイ。剛性と快適性の両立を追求した結果のかたちですが、単にロングライドを楽に走破するための従来のコンフォート系とは違いレーシングマシンに限りなく近い高速性能も持たされていて、このジャンルのバイクの新時代の到来を感じます。
MAVIC AKSIUM ホイール+MAVIC AKSION タイヤ の組み合わせ。
剛性が高いホイールとハイグリップタイヤの組み合わせはアクティブなライディングをより楽しいものにしてくれます。
MAVIC AKSIONタイヤ。
ソフトでグリップ性能が高いこのタイヤは同じMAVICのホイールとの相性は抜群です。
主なコンポーネントに、シマノ 6800アルテグラ を採用しています。ブラケット部が細く握りやすく操作しやすい形状です。またブレーキやシフトの操作が格段に軽くなっています。ストレスが少なく、よりライディングに集中できます。
キャノンデール オリジナル“ C3バー ”。
シャローとアナトミックをミックスしたデザインです。特に下部を握ったときにアナトミックのように力が入りやすく、シャローのように握り位置の細かい微調整ができます。リーチが短く現在主流の形状です。
キャノンデール “ C3 ” ステム。
薄く軽量なステムですが形状が工夫されており剛性も充分以上です。
ステム下のスペーサーは軽量なカーボン製で、トールキャップ&5mm×3枚・15mm×1枚 計30mm と多めのスペーサーにより高めのハンドルセッティングがしやすく、リラックスしたポジションでのライディングに適しています。高さを幅広く調整できます。
“ C ” ロゴ入りのアルミバーエンドキャップは、ボルト締めで確実に固定されます。
フレームグラフィック。
横から見ると薄いシートチューブは前からは幅が広く横方向の剛性を確保しつつ薄いシートチューブ全体を弓のようにしならせて縦方向の衝撃を分散する設計です。
大きく口をあけたシートチューブ。
新設計のBB30A規格により横剛性がさらに向上しました。
シナプスのヘッドチューブは同サイズのCAADシリーズやEVOと比較して長めです。きつい前傾姿勢をとらずにリラックスポジションのスポーツライディングを楽しめます。
リヤブレーキケーブルはEVOの上位グレードやCAAD10と同様にヘッドチューブ前面より内蔵されます。またシフトケーブルもダウンチューブ内に内蔵されます。
“ S.A.V.E. = シナプス アクティブ バイブレーション エリミネーション ”チェーンステー。
扁平加工により上下方向の衝撃は積極的に吸収し左右方向のたわみをしっかり抑え込む優れたデザインです。
上からは幅広に見えます。
横方向には極めて高い剛性を発揮し、パワーロスを抑え高い伝達効率を実現しています。シンプルながら効果的なアイディアです。
主なコンポーネントに、シマノ “ 6800 アルテグラ ” を採用しています。
ブレーキキャリパーはピボット位置の変更によりより強力になりました。また操作の軽さも大きな特徴です。
シマノ “ 6800 アルテグラ ” フロントディレイラー。
長いアームが特徴的です。変速操作に力をあまり必要とせず軽い操作で変速が完了します。またフレームの形状が独特なため取り付けは直付け式です。
FSA製 新型“ SL-K BB30A ” クランクセット。
4本アームのように見えますが、クランク裏でもボルトで固定されており実質「変形5アーム」になります。
前作の“SL-K”も人気の高いクランクセットでしたが、新型は直線的でシャープな印象になりました。
中空カーボンクランクアームは軽量でありながら高い剛性も同時に確保しています。
UDカーボンならではの独特な表面処理も魅力的です。
左クランクは六角レンチだけで取り外し可能な構造です。
負担がかかるペダル取り付け部分はアルミ素材が内蔵され耐久性を確保しています。
11~32Tのワイドなスプロケットを備えており,、かなりの急坂にも対応できます。そのためリヤディレイラーはロングゲージのGSタイプを使用しています。11段になりワイドレシオであってもきめ細かくギヤを選べます。
リヤシフトケーブルはエンド部まで内蔵されています。
シートポスト径は一般的なものよりもかなり細い25,4mmです。
細身のシートポストを積極的にしならせることで衝撃吸収性能をさらに高めています。
シートポストの固定方法は独特なものです。W斜臼式でフレーム内部に隠れるかたちです。見た目にもスッキリするのと、同じサドル高でもシートポストが長く出ることになり細いシートポストの柔軟性をより活かすことができます。装着したまま作業可能なカバーが付属します。
前後2本ボルトの後ろ側を緩めた状態で、前側ボルトのダイヤル部分を指で動かせるようになります。角度が無段階で調整可能なタイプのありがたさは一度知ってしまうとギザ付きには戻れません。
プロロゴ製 “ Kappa EVO ” サドル。
フロントビュー。
【Category; Cannondale 】-【2014/10/11Update】