2012' Cannondale SLICE CARBON 5 105
キャノンデール スライス カーボン 5 105
カラー/WHT(マグネシウムホワイトw / ジェットブラック&レースレッド(グロス))
サイズ/56
税込¥259,000
トライアスロン・タイムトライアルに特化して設計される“スライス”シリーズ。
高速走行時の最大の敵である“空気抵抗”を減少させるためのあらゆるアイデアが詰め込まれています。
写真中のペダルは標準仕様には含まれません。またハンドルバーは標準仕様とは異なります。
横からはボリュームがありますが各部が非常に薄く作られています。
またトップチューブは中央部が細くなっています。
長距離・長時間を効率良く走りきるためのエアロダイナミックデザインと、同時に適度なしなりを意図的に持たせることで身体に疲労やストレスを貯めない、快適性も非常に高くなっています。
特にトライアスロンでのバイク後のランに有利です。
空気抵抗の原因になるシートチューブ後ろの空間を排除する“SPEED SHADOW”デザイン。
そして、シナプスシリーズで培われたSAVE機構をトライアスロン&TT用にさらに進化させた“AERO SAVE”。
チェーンステイの中央部が上下からつぶされたような形状で、この部分を横から見ると薄く、上から見ると幅広に見えます。
積極的に地面からの不快な振動を吸収してライダーの体力の消耗を抑えます。
ダウンチューブ下部の前端はフォーククラウンやタイヤとの隙間を小さくするため下方にせり出した独特な形状です。
ホイールは耐久性が高いシマノRS10を採用しています。
ヘッドベアリングは高剛性を求めるスーパーシックスやCAAD10が下ベアリングを大径化しているのに対して、スライスでは上下共通常サイズになっています。
過剰な剛性よりも軽さと空気抵抗、また快適性も考慮した設計です。
ヘッドチューブ後部のフィン形状により空気抵抗をさらに軽減します。
タイヤはオールラウンドに使いやすいシュワルベ“LUGANO”を採用しています。
ブレーキ等メインコンポーネントにシマノ105を使用しています。
標準仕様ではありませんがVISION製のステム&バー&エアロバー一体型のステアリング。
ブレーキレバーも同じくVISIONの空気抵抗が少ない薄いタイプを使用しています。
ブレーキレバーとハンドルバーの薄さが分かります。
エアロバー先端にはデュラエースのバーコン(標準仕様)。エアロポジションのままシフト操作が可能です。
標準仕様のステアリング。
キャノンデールオリジナルのバー&ステムとVISION製エアロバーの組み合わせです。
フレーム グラフィック。
トップチューブの細さが分かります。
横からの写真では分かりにくいのですがスピードシャドウの後部が赤でペイントされています。
またフォークの裏側とシートステイの裏側にも赤が入ってアクセントになっています。
フレームがタイヤぎりぎりまで覆う形状は空気抵抗を軽減するためのデザインです。
この形状のためフロントディレイラーは直付け式でリヤブレーキの取り付けも独特な方法です。
リヤブレーキと前後シフトのケーブルはフレームに内蔵されます。
これも空気抵抗軽減のためです。
内蔵されたリヤブレーキケーブルの出口。
独特なアウター受けを使用しており内蔵式であっても作業性は良好です。
ブレーキ等メインコンポーネントに信頼性の高いシマノ105を使用しています。
BB30規格のフレームに合わせてFSA製ゴッサマーをセットしています。
重量増を抑えながら剛性アップ、Qファクターを小さくしてもクランクの設計の自由度が大きいなど多くのメリットがあります。
一般的なロードバイクで主流の50×34Tではなく52×38Tと大きめのギヤを採用し高速走行に備えています。
チェーンステイにはチェーン外れの際にフレームを保護するためにステンレス製のプロテクターが付いています。
クランク以外のドライブトレインはシマノ105です。
チェーンステイ中央部が薄く高い衝撃吸収性を誇っています。
オリジナルのシートはパッドが厚めで、前方は特に厚くなっておりDHポジションでの快適性を高めています。
シートポストは水滴型断面で空気の流れを乱さないデザインです。
前後に2ポジションのシートレールクランプ。
写真は前にセットしてDHバーを活かす前乗りポジションを取りやすい状態です。
後ろにセットすると一般的なロードバイクと同等のシートアングルになります。
サドル前方は幅広でDHポジションでの圧迫を軽減します。
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