2011'Cannondale CAAD10-3 ULTEGRA
キャノンデール CAAD10 3 アルテグラ仕様
カラー/WHT(Magnesiumuホワイト(グロス))
サイズ/52
税込¥269,000
前作のCAAD9から、全くの新設計で大変身を遂げたCAAD10。
キャノンデールらしい進みの良さやしなやかなフィーリングの根本はそのままに、より速く、軽くなりました。
2011年から全てのモデルがアジア生産になっています。進化したキャノンデールをよりリーズナブルに楽しんでいただけます。
新設計になる度にその数字を一つずつ増やしてきた、CAAD(キャド)シリーズ。
過去のモデルもやはりその時代の最先端のアルミバイクでした。
中でもCAAD9はアルミバイクの中では “ 特別な存在 ” として扱われるほど総合性能が優れており、これを越えなければならなかったCAAD10開発スタッフは相当苦労したのではないでしょうか。
結果として約200g軽く、より快適性が高く、よりパワーロスが少ないマジックのようなフレームが誕生しました。
大径のダウンチューブ&ヘッドチューブ。大きく扁平加工されたトップチューブ&シートチューブ。リヤステイもSAVE+左右非対称と全くの新設計により性能、特に剛性アップが際立っています。
従来モデルで非常に好評であり、またキャノンデールらしいしなやかさをもたらす大きな要因であったアワーグラスシートステイを廃してまで新しい設計にトライしています。
キャノンデールの“革新”に対する熱意を感じます。
390g、1-1/8から1-1/4インチのテー パー仕様のフルカーボンフォーク は、外部にマシーニングを施した テーパーヘッドチューブに収められ、切れ味の良いハンドリングに影響を及ぼさない範囲で、縦方向 の追従性を発揮する余裕のあるフォークアングルのオフセットドロップアウトを特徴としています。
上が1-1/8インチ、下が1-1/4インチの異形ベアリング。
重量増を最小限に抑えつつ剛性をアップする手法としてスーパーシックスでは以前から取り入れられていました。
スーパーシックスと同じ1,5インチ下ベアリング仕様も試作されたそうですがこちらのほうがバランスが良かったのだそうです。
シュワルベ ルガノ 700×23C。
ケブラービードを採用し軽量でしなやかなフォールディングタイヤです。
路面状況や天候に左右されにくいオールラウンドな性格です。
キャノンデールオリジナル “ C3バー ” 。
シャローとアナトミックをミックスしたデザインです。特に下部を握ったときにアナトミックのように力が入りやすく、シャローのように握り位置の細かい微調整ができます。リーチが短く現在主流の形状です。
STIレバーは6700アルテグラを採用。
シフトケーブルがハンドルバーに沿わされスッキリします。
専用のフライトデッキ(ギヤポジション表示付きサイクルコンピューター)も発売されました。
新採用のアルミバーエンドキャップ。
ボルト締めで確実に固定されます。シートクランプとカラーコーディネイトされています。
キャノンデール “ C3 ” ステム。
薄く軽量なステムですが形状が工夫されており剛性も充分以上です。
ステム下のスペーサーは軽量なカーボン製で15mm×1、5mm×2の計25mm。トールタイプのヘッドキャップと組み合わせて高めのセッティングも可能です。
フレーム デザイン 。
フレーム デザイン 2。
チェーンステイとシートステイは中央部が扁平加工されています。
シナプスシリーズで培われた“SAVE”デザインを採用しています。路面からの不快な衝撃や振動を積極的に吸収し長時間のライディングでライダーの疲労を軽減する優れた設計です。
また横方向に広い形状によりダッシュ時のフレームの捻じれを抑え込みロスの無い加速が可能です。
左右のチェーンステイはそれぞれの最適な形状を求めた結果、左右非対称になりました。
アルテグラ ブレーキキャリパー。
剛性が高くロック付近でも細かいコントロールが可能なレーシングブレーキです。
ケーブルアジャスターが新型になり走行中の操作もしやすくなりました。
アルテグラ リヤディレイラー。
ディレイラーハンガーは左右から挟み込むタイプのものになりハンガー自体の剛性も上がっています。ダイレクトで正確なシフトに貢献しています。
メインコンポーネントにアルテグラを選んでいますがクランクセットはBB30規格に適合しません。
このモデルではFSAの“SL-K コンパクト”を使用しています。太径シャフトと中空カーボンクランクの組み合わせにより加速性能が特に優れています。
リングにはFSAの“DA79”と呼ばれる、シマノ製チェーン、ディレイラーとの相性がいいものを採用しています。性能ももちろんですがデザインも魅力的です。
「 SL-K 」 のロゴのカラーが車体色によって違います。
左右から挟み込むタイプのディレイラーハンガー。
後ろ側には“Si(システムインテグレーション)”のロゴがデザインされています。
シートポストクランプは内側に突起が設けられボルトがフレーム側スリットの反対側にしか付かないようになっています。カーボンシートポストにダメージを与えない為です。
レッドアルマイトでカラーコーディネイトされています。
カーボンシートポストはCAAD10-5(105仕様)と形状は同じなのですが中身が異なります。
CAAD10-5ではアルミの芯を持ち耐久性を重視していますが、こちらはアルミの芯を持たないタイプで軽量性と快適性が高いのが特徴です。
前後2本ボルト式で無段階で角度調整が可能なのが嬉しいところです。
プロロゴ製の快適性の高いサドルもカラーコーディネイトされています。
フロントビュー。
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