2015' Cannondale CAAD10 RIVAL DISC Shimano WH-RX010 仕様
キャノンデール CAAD10 DISC
カラー/Abyss Blue w / Ultra Blue & Magnesium White Matte
サイズ/52
本体価格¥260,000
2015’ CAAD10 RIVAL DISC ブレーキ モデルです。
メリットは強力なブレーキ性能と高いコントロール性能。また雨天時にも効きの低下が少ないのは嬉しいところです。近年注目度が高まっている ロードバイク+ディスクブレーキ に新たなしかも強力な選択肢が増えました。
ディスクブレーキ専用に新設計されたフォーク。
カーボンの積層も通常の “ CAAD10 ” とは異なり、強力なストッピングパワーを受け止めるタフなフォークですが、バランス良く軽量に仕上がっています。
大径のダウンチューブ&ヘッドチューブ。大きく扁平加工されたトップチューブ&シートチューブなど一般的な “ CAAD10 ” と共通の特徴を持ち、見た目の印象も大きくは変わりませんが、ディスクブレーキに対応させるために内容的には大幅な変更を受けています。
ディスクブレーキキャリパーがあることとそのための専用リヤエンドの採用、また前後シフトケーブルと後ブレーキホースの内蔵が目に付きやすい部分ですがチューブの肉厚などもこのモデルのための専用設計となっています。
ホイールは標準 “ FULCLUM RACINGSPORTS ” から、 シマノ “ WH-RX010 ” ホイールに変更。前後左右タンジェントのスポークパターンによりディスクブレーキの強力なパワーをバランスよくしっかり受け止めます。標準の黒いリムとは異なる、白いリムがさわやかで軽快な印象となっています。
やや太目の25Cタイヤが採用されました。さらにクッション性が高く安定感のある走りが楽しめます。
装着されているタイヤは、シュワルベ ルガノ 700×25C。路面状況や天候に左右されにくいオールラウンドな性格です。
キャノンデール オリジナル “ C3 ” ハンドルバー。
シャローとアナトミックをミックスしたデザインです。特に下部を握ったときにアナトミックのように力が入りやすく、シャローのように握り位置の細かい微調整ができます。リーチが短く現在主流の形状です。
キャノンデール “ C3 ” ステム。
薄く軽量なステムですが形状が工夫されており剛性も充分以上です。
ステム下のスペーサーは軽量なカーボン製で、15mm×1個と5mm×3個の計30mm。トールタイプのヘッドキャップと組み合わせて高めのセッティングが、またトールタイプのヘッドキャップを低いキャップに交換するとさらに低いセッティングも可能です。
SRAM製の “ RIVAL 22 ” シリーズを採用。
同社オリジナルの“ダブルタップ”と呼ばれる独特な変速操作が特徴です。ブレーキレバー後部の小さいレバーだけでシフトアップ・シフトダウン共に操作します。
油圧式ブレーキの場合、ピストンやタンクを内蔵するためにブラケット部分が大きくなりがちですが、このモデルでは上部に大きく伸ばして握り位置を増やせるよう工夫されています。
フレームグラフィック。
SRAM製品を多用していますがBB&クランクセットにはキャノンデールが開発したBB30規格のFSA製品を採用しています。重量やQファクターの増加を抑えつつ大幅な剛性アップを果たす高性能なシステムです。
フロントギア52×36Tになり、よりレースや高速走行にも適したアッセンブルになっています。
チェーン落ちを予防するチェーンスポッターを標準装備。ディレイラー本体と独立して角度調整可能です。
SRAM “ RIVAL ” リヤディレイラー。
斬新なアイディアとハイセンスなデザインで、シマノとは違う独自の路線を貫くSRAM。
ダウンチューブ上部からフレームに内蔵されるリヤシフトケーブルは、この位置までフレームの外に出ることなく内蔵されます。
このモデルのために専用設計されたリヤエンドは強力なディスクブレーキのパワーをしっかりと受け止め、またフレームチューブへのストレスを軽減する設計です。
ダウンチューブの上部からキャリパー付近まで内蔵されたリヤブレーキホース。
リャディレイラーケーブルも内蔵式です。
ポストマウントでしっかり固定されます。
必要以上に丈夫に作ると軽さやしなやかさを損ねるものですが、工夫された形状により最低限でクリアしているようです。
キャノンデールオリジナル “ C3 ” 耐久性を重視したアルミ製シートポストと、プロロゴ製 “ KAPPA EVO ” 快適性の高いサドルです。
フロントビュー。
シマノ “ WH-RX010 ” フロントホイール。
シマノ SM-RT81 ローター。
油圧式ディスクブレーキにとって大敵の“熱”を攻略するためにシマノ独自のアイステックテクノロジーを搭載しています。
アルミローターを薄いステンレスプレートで挟み、耐久性を確保しつつ抜群の放熱性を備えています。
重量の軽さも魅力です。
フロントには制動力に優れる160mm径を使用しています。
シマノ “ WH-RX010 ” リヤホイール。
同じくシマノ SM-RT81 ローター。
リヤにはコントロール性に優れる140mm径を使用しています
【Category; ロード 】-【2016/03/18Update】