2020' Cannondale Scalpel Si Carbon 4
キャノンデール スカルペル Si カーボン 4
カラー/Acid Green - AGR
サイズ/MD
本体価格¥420,000
キャノンデールXCレースモデルの最高峰。現代のアグレッシブなワールドカップで優勝するために誕生した、究極のXCレーシングバイクです。
最も軽く、最も強く、最高に登り、最高に下れる。すべての要素においてかつてない最速のXCバイクです。
キャノンデールならではの片持ち式フロントフォーク “ レフティ ” が目を引きますがリヤドロップアウト部にピボットを持たないリヤステイやAIオフセットドライブトレイン、カーボン製のリンク、バリステックカーボンなど全身が最先端の設計です。
リヤサスバイクのリヤドロップアウト部に通常あるピボットがありません。
カーボンのしなりを利用する設計で、軽量でパワーロスが少ないのが特徴です。
このバイク独特の、登りでの後ろから押されるような感覚に大きく影響している部分だと思います。
片持ち式フォークの “ レフティ ” 。
2019年モデルで新登場の “ レフティ OCHO(オーチョ) ” では大きく進化しています。
外観上の変化はシングルクラウン化が目立つところです。クラウン周辺のボリュームが大きくなり剛性を確保しつつ軽量化しているようです。
サスペンションのインナーチューブが下側になる倒立式を採用しています。
可動部が軽くなりさらに動きがスムーズになります。
三角形断面のインナーチューブと、同じくアウターの内側も三角形になっており三カ所の面にニードルベアリングを配しています。一般的なブッシュを使用する設計と比べて格段に抵抗が少なく、また負荷が上がるほどこの傾向は強くなります。
インナーチューブを保護するガード。
ブレーキホースの配線のガイドも兼ねています。
インナーチューブにはサグからエア圧をアジャストする際に便利なOリング付きです。
ライダーの体重によって、推奨エア圧とダンパーアジャストが表示されています。
レフティ オーチョの大きな変更点の一つとしてブレーキキャリパーの取付け方法の変更があります。
レフティではフロントホイールを取外す際にまずブレーキキャリパーを外す必要があります。
従来のレフティでは上下2本の取付けボルトを緩めてキャリパーをずらし、またホイール装着後は再び2本のボルトで固定してキャリパーをセットする必要がありました。キャリパー取付け時に微妙に位置が変わってしまいブレーキの再調整が必要になる場合もありました。
オーチョでは1本のボルトを半回転緩めるだけでキャリパーを外すことができ、取付けも位置を合わせてボルトを半回転締めるだけで完了します。位置がずれてブレーキの再調整が必要になることもほとんどありません。
フォークトップのコンプレッション側のダンパーアジャスターです。
左手のグリップ部に設けられたレバーで走行中にも簡単にフロントサスのロック⇔解除の切り替えが可能です。
左手グリップ部にフロントサスペンションのロックレバーを配置しています。
走行中でも簡単にロック⇔解除の切り変え可能です。
シュワルベ製前レーシングレイ、後レーシングラルフ、各29×2,25サイズの大きく太いタイヤ。
耐パンク性の高いベースに、シュワルベがオフロードライディング用に特別に開発したADDIXコンパウンドを採用。前後輪専用設計によりハンドリングとトラクションの両立を実現します。
チューブレスレディでシーラントを用意するだけで簡単にチューブレス化が可能です。
フロントタイヤ
シュワルベ レーシングレイ 29×2,25。
アディックスコンパウンドとセンターに並んだ互い違いのノブは直進安定性を確保し、ショルダーに設けられたオープンエリアとサイドのノブでコーナリング時にしっかりと路面をつかむことが可能です。
キャノンデールオリジナルの軽量で強度にも優れるアルミバー。
最近の流行で幅広(760mm)です。
様々な状況で扱いやすい8度スウィープです。
ステムもオリジナルの軽量で耐久性に優れるC3ステムです。
LEFTY最新型のOCHOでは、専用サイズのステムが必要だった従来型と異なり一般的な1 1/8サイズのステムが使用できるようになりました。
ポジションの自由度が大きく拡がっています。
ブレーキシステムにはSRAM製レベルTL油圧式ディスクブレーキを採用。
強力なことはもちろんタッチの良さに定評があります。
ピボットを持たないリヤドロップアウト部。
スルーアクスルの採用によりペダリングパワーを逃がさない高い剛性を得ています。
リヤブレーキローターは軽さとコントロール性のためにスタンダードな160mm径ですが、より制動力が要求されるフロントには180mm径の大きなローターを採用しています。
最近のXCレースで主流となっている前シングル、後12スピードです。
ドライブトレイン全体を右側に出す、 “ AIオフセットドライブトレイン ” の採用により超ショートチェーンステイと大きなタイヤクリアランスを同時に得ることに成功しています。
またリヤホイールに常識として存在していた “ おちょこ ” の問題をスポーク角度の均等化により解決することができました。より頑強なホイールが作れるようになり、バイクコントロールのしやすさ、トラクションのかかりやすさが大幅に向上します。
トゥルバティブ STYLO クランクセット。34Tのシングルリングはナロウワイドでチェーントラブルを回避します。
万一のチェーンの噛みこみの際にチェーンステイを保護するガードつきです。
びっしりと詰め込まれた12枚のギヤの密度とローギヤの巨大さ(50T)に驚きます。
SRAM GX EAGLE は50Tローギヤのスプロケットに対応させるために設計されたディレイラーです。X-HORIZONテクノロジーに加え、14Tの X-SYNCビッグプーリー採用により50Tカセットでのスムースな変速が可能。グレードアップしたType3ローラーベアリングクラッチは、チェーンに安定した張力を与えながらも高い静音性を実現。 ホイールの脱着を容易にしてくれるケージロックを備えています。
シンプルなデザインのサドルはファブリック スクープフラット エリート。
強度の高いクロモリレール仕様です。
裏面に凸凹がなくツルッとしていてオフロード走行後の洗車もラクです。
実測重量11,66kg!リヤサスバイクとしては驚異的な軽さです。
【Category; Cannondale 】-【2019/10/18Update】