08’Cannondale SCALPEL 4
キャノンデール スカルペル 4
カラー/BBQ2(ジェットブラック/マット)
サイズ/M
税込¥369,000
超軽量のフルサスXCレーシングバイク『スカルペル』。
長距離・長時間に及ぶ過酷なレースでライダーの疲労を最小限に抑え、また、スリップしやすい路面でもしっかりとタイヤを地面に押し付けます。
フロントビュー。
キャノンデールならではの片持ちフォーク『レフティ』を採用しています。
高い剛性を誇り、また重量も同クラス(ストローク量)最軽量です。
タイヤの周辺にブレーズやブレーキケーブルなどが無いので泥詰まりしません。
写真中のバーエンドバーは標準仕様には含まれません。
リヤビュー。
リヤサスユニットの位置が前年までのシートチューブ後部からトップチューブ下に変更になりました。
泥の影響を受けにくくなり重心位置に近い場所にマウントされるのでバイク全体の動きが自然で軽快です。
レフティフォークはハブも専用の物を使います。
ハブ右側センターのボルトを緩めるとホイールがフォークから外れます。
このボルトのキャップ部分は逆ネジになっています。
ディスクローターの固定方式は現在はセンターロックがほとんどですがレフティでは6本ボルトタイプを使用しています。
専用ハブにアクスル(フォークと一体)を通す為の穴が大きいので寸法上この方式になります。
フロントホイールを外す際はまずブレーキキャリパーをずらしてからです。
ボルトを少し緩めると動かせるような特殊な取り付け台座です、。
レフティ上から。
レバーの操作で走行中でも簡単にロック⇔解除の切り替えができます。
オフロードでも路面状況が良い登りなどはロックすればロスを減らして軽快に登れます。下りや路面状況が悪くなったら瞬時に解除して積極的に衝撃を吸収します。
センターの赤いダイヤルはリバウンドダンピング調整ボルト(沈んだ状態から戻る時の抵抗を小さくしたり大きくしたり調整できます)です。
ステアリングコラムとステムは一体になっています。
部品点数を極力減らすことで余分なボルトや2重部分を省略して軽量化・トラブルの減少を追及しています。
通常のアヘッドのトップキャップ&ボルトに相当する部品はクラウンの裏側になります。
リヤサスペンションユニットはエア圧を変更することでソフトからハードまで無段階に調整できます。
ダイヤルでリバウンドダンピングの調整が可能です。
またペダリング時にリヤが沈んでしまうのはいやなものですが、ペダリングに対しての作動を制限する機構が付いています。
カーボンのチェーンステイは中央で潰されたような形状です。
メインピボットを持たないスカルペルはチェーンステイ全体がしなることでスイングアームの役割を果たしますが、特に薄くなった中央部分が大きく変形します。
様々なパターンを試行錯誤した末の究極のデザインです。
雨・雪・泥などの厳しい状況でも安定したブレーキングができる油圧ディスクブレーキはAVID製です。
対向2ポットのシンプルな構造で軽量に作られており、余裕の制動力で長時間の下りでも手や指に負担をかけません。
キャノンデールオリジナル XCサドル。
【Category; バックナンバー 】-【2008/11/13Update】