2020 バッドボーイ3。
人気の高いバッドボーイをオーナーのご要望でドロップバー仕様にカスタムしました。
ロード系のSTIレバー(GRX)に合わせて、ドライブトレインも変更しました。
またドロッパーシートポストの装着も同時に行いました。
変更前。
2020 バッドボーイ3。
スタイリッシュなクロスバイクとして人気が高いバイクです。
フレームのジオメトリーは意外にスポーティーでダッシュや小回りも効き積極的なライディングにも対応してくれます。
変更パーツ。
シマノPRO コンパクトエルゴノミック ハンドルバー。
トップのフラット部分が扁平形状のロングライドやグラベル系にも人気のスタイルです。
STIレバーはシマノGRXのSTーRX810を使用。
フロントシングルにした際に左シフターをドロッパーポストの操作に使用できます。
フロントシングル化のためにクランクセットをSTXのシングルに変更。
リヤスプロケットもフロントシングル化に合わせて大きいローギヤのワイドなものに変更しています。
組み合わせるリヤディレイラーはGRXのRDーRX812。
オン⇔オフ切り替え式のスタビライザーを備えたグラベル用ディレイラーです。
FAST ACE製ドロッパーシートポスト。
ケーブル外装タイプと内装タイプが用意されています。
内装タイプの方が外観がスッキリしますがフレームが内装に対応している構造でない場合は使用できず、ケーブルが外に露出する外装タイプの使用が必要になります。
バッドボーイのフレームは内装タイプのドロッパーポストには対応していない作りなのですが、オーナーのご要望でフレームに少々加工をして内装タイプのドロッパーポストが使えるようにしてあります。
ドロッパーポストの使用には通常は操作レバーを取り付ける必要がありますが、このバイクではフロントシングル化により空いた左シフトレバーをドロッパーポストの操作に使っています。
シマノからそのための専用のレバーが用意されています。
また左(前用)シフトケーブルの内装ルートを使用してドロッパーポストのケーブルを通しているので操作性も良く外観も超スッキリです。
ドロップバー化により、スポーティーな印象。
オーナーは他にもロードバイクとMTBもお持ちですが、このバッドボーイは通勤やマイペースのちょっとしたお散歩にも使いたいとのご希望です。
ドロップバーとドライブトレインの変更でちょっとした長距離ライドもより楽しくなることと思います。
ドロップバー化により長時間のライドがグッと楽に。
また高速巡航がしやすくなりました。
ポジションを合わせるためステムも異なる寸法のものに変更しています。
フロントシングル化によりスッキリしたドライブトレイン。
ナロウワイドのチェーンリングによりチェーン外れの心配もほとんどありません。
リヤのみの変速操作のため直感的な操作が可能です。
重量もかなり軽くなっています。
シマノGRX RDーRX812。
スタビライザー装備によりダートでのラフな走りにもチェーントラブルの心配が少ないです。
リヤシフトは11段化。
ドロッパーポストを一番下げた状態。
ドロッパーポストを一番上げた状態。
途中の好きな位置で固定できます。
走行中にもバイクから降りることなくシートの高さを変更できます。
BELL CREST ヘルメット