2018′ Cannondale SYNAPSE DISC 105 SE

キャノンデール　シナプス　ディスク　１０５　ＳＥ
カラー／Anthracite w / Transparent Black – Gloss – ANT
サイズ／５１
本体価格￥１７０，０００
わずかに長いヘッドチューブ、長めのホイールベース、長距離・長時間の走行やあらゆる状況下で快適にこなすための多くの工夫が凝縮されています。
現在　“　ＥＶＯ　”　や　“　ＣＡＡＤシリーズ　”、また、ＭＴＢにも採用されている　『　ＳＡＶＥ　』　機構は、『　シナプス・アクティヴ・バイブレーション・エリミネイション　』　の略であり、もともとは高速性能と快適性の両立のためにシナプスのために開発されたものでした。
メインコンポーネントに、シマノ　１０５　を搭載したモデルです。

スローピングしたトップチューブにより取り回しの良さと低重心を実現しています。
高い振動減衰性と耐久性を備えておりハードなツーリングにも安心して使いやすい性格です。安定感が高く、しかも軽快な乗り味です。

大胆に潰された形状のシート＆チェーンステイ。剛性と快適性の両立を追求した結果のかたちですが、単にロングライドを楽に走破するための従来のコンフォート系とは違いレーシングマシンに限りなく近い高速性能も持たされていて、このジャンルのバイクの新時代の到来を感じます。
シナプスならではの振動吸収性能の高さは同シリーズのカーボンフレームモデルの方が上ですが、このアルミフレームモデルもアルミとは思えないレベルの快適性を得ており、さらにハードな使用にも安心な耐久性の高さも備えています。

カーボン製のフォークにより快適性をさらに高めています。
雨天時にも制動力の低下が少なく安心のディスクブレーキの採用は嬉しいところです。
ワイヤー式ではありますが、一般的な片押しではなく左右のパッドが移動する両押しタイプです。
絶対的な制動力では油圧式の方が上ですが充分以上の制動力があり、調整もしやすいです。

タイヤサイズは少々太目の７００×３０Ｃです。気軽な街乗りから休日のロングライド、さらにはオフロードを含むハードなツーリングまで、フィールドや用途を選ばない懐の広いバイクです。
チューブレスレディーのタイヤとホイールを採用しており、チューブレス用のバルブも付属します。
シーラントを用意するだけでチューブレス化が可能です。


ＳＴＩレバーには、シマノ　１０５　を搭載。
１１段対応です。レバーはグリップ部分が細く握りやすくなっています。また、リーチアジャストがスクリュー式の無段階調整になっておりレバー一の微調整が可能です。

キャノンデール “　 Ｃ３　 ” ステム。薄く軽量なステムですが形状が工夫されており剛性も充分以上です。ステム下のスペーサーは軽量なカーボン製で、５ｍｍ×５個の計２５ｍｍ。トールタイプのヘッドキャップと組み合わせて高めのセッティングが、またトールタイプのヘッドキャップを低いキャップに交換するとさらに低いセッティングも可能です。


キャノンデールでアンセラサイトと呼んでいる渋いガンメタリックカラー。
ロゴは薄いブラックでさりげなく入るクールなデザインです。



シートステイにはキャリアダボを。またシートステイ裏側のダボは付属のフェンダー取付け台座を使用してフルサイズのフェンダーの装着も可能です。

キャリアやフェンダーの取付けに便利なダボが標準装備されています。

前後のディレイラーとリヤスプロケットはシマノ１０５を使用していますが、クランクにキャノンデールのオリジナルのものを採用しています。４８×３２Ｔのの小さ目なチェーンリングと１１～３２Ｔのワイドで大きいリヤスプロケットにより相当な激坂でもバイクから降りることなく乗車してクリアできます。

ＴＲＰ製のフラットマウント規格の機械式ディスクブレーキです。
機械式の場合、外側のパッドだけが移動し、内側のパッドは固定式の場合が多いのですが両方のパッドが動くタイプなので走行時にパッドとローターが接触しにくく制動時のローターの負担も少ないのが特徴です。

リヤキャリパーは後三角内のこの位置に着きます。
後輪を外しての輪行の際にも邪魔になりません。またフェンダーやキャリヤの取付け時にも問題なく装着可能です。

ファブリック製スクープサドル。
スマートな見た目の割に快適性がとても高いです。
ソフトで吸い付くような感触はファブリックならでは。どんな用途にも対応しますが、特にマイペースのロングライドには最適です。