2013′ FELT F65X

フェルト　Ｆ６５Ｘ
カラー／マットブラック
サイズ／５００
税込￥１７３，２５０
近頃、急速に注目度を高めているシクロクロスバイク。
ＦＥＬＴも２０１３モデルは多くのラインナップを揃えてきました。
このモデルでは軽量アルミフレーム＆カーボンフォークに最新トレンドのディスクブレーキを組み合わせ、とても魅力的なモデルに仕上がっています。

“シクロクロス”バイクは一見ロードバイクに似ていますがオフロード用に設計されたものです。
もともとはロード選手のシーズンオフのトレーニングとして始まった競技で、オフロードの周回コースに設けられた階段や障害物を担いだり自転車を抱えて飛び越えたりするハードな内容であり、使用されるバイクにも独特な設計がされています。
ハードな使用条件に耐える強度はもちろんのこと、急坂を押したり担ぎ上げたりするための軽量性、不安定な路面でも正確なステアリングが可能なコントロール性、砂地や泥沼に対応できる低いギヤ比、７００Ｃサイズでありながら太いブロックタイヤ、さらに太いタイヤに泥が付着しても泥詰まりを起こさない大きなタイヤクリアランス、等が大きな特徴となります。

フレームに使用されるチューブは７００５アルミ合金で高い強度を持ち、そのため薄く作ることができるので軽い仕上がりです。
またトップチューブの形状に特徴があり担いだ時に肩の負担が少ないデザインです。

ＦＥＬＴオリジナルのシクロクロス用ホイール“ＣＸＲ３”。
シクロクロス競技ではディープリムがよく使われます。空気抵抗軽減のためではなく砂や泥、雪などがリムに積もって重くなるのを防ぐために、また泥沼を通過する際の水の抵抗を軽減するために有効です。
２５ｍｍの充分な高さを持っており、大きな面を使った派手なグラフィックも個性的で目を引きます。

ヴィットリア　“クロスＸＧプロ”７００×３２Ｃ。
ブロックパターンの太いタイヤはハードなオフロードライディングにもグリップやクッションが良く、耐パンク性能も高いです。
ブロック間が大きく空いていて泥詰まりにも強い設計です。

ＦＥＬＴオリジナルのシクロクロス用ハンドルバー“ＣＸＲ”。
部分的に厚みを変えていて、強度の必要な中央部は肉厚になっています。
このモデルではコンポーネントにスラムを使用しておりシフターはＡＰＥＸを採用しています。
シフトアップとシフトダウンを１本のレバーで行う“ダブルタップ”と呼ばれる特徴的な機構を備えています。

ＦＥＬＴオリジナル“ＳＬ”ステム。
軽さと強度の両立のために３次元鍛造で作られています。
標準ではスペーサーが多目に入っていて幅広い高さ調整が可能です。

スラムＡＰＥＸシフター。
ブレーキレバーはブレーキのためだけにあります。シマノのように横に動きません。
ブレーキレバー後部のシフトレバーを少し押し込んだ時はシフトアップ、奥まで押し込んだときはシフトダウンになります（リヤの場合。フロントは逆）。
ブラケットが小さく握りやすいです。

フレーム　グラフィック。　


キャリアダボ。

ドライヴトレインをＳＲＡＭで統一しています。
コストダウンの為にチェーンやリヤスプロケットに他社製品を使うケースも多いのですが、このモデルではＳＲＡＭでまとめていて好感の持てるアッセンブルです。

クランクセットにＳＲＡＭ製“Ｓ３５０”。
４６×３６Ｔのシクロクロス専用モデルです。
ＢＢ３０規格を採用し高い剛性を持っています。

リヤディレイラーはＳＲＡＭ“ＲＩＶＡＬ”。
リヤスプロケットもＳＲＡＭでまとめています。
１１～２８Ｔのワイドレシオで様々なコンディションに対応できます。
ディレイラーハンガーは交換式で万一のトラブルにも安心です。
リヤエンドにキャリヤやフェンダーの取り付けダボを備えています。

ＡＶＩＤ　ＢＢ５　メカニカルディスクブレーキ。
雨や雪、泥などの悪天候時にも確実なブレーキングが可能なディスクブレーキはシクロクロスに最適です。
カーボンフォークにポストマウントでダイレクトに固定されます。
前ローターは一般的なＭＴＢと同じ１６０ｍｍです。

制動力の要となるフロントとコントロール性が重視されるリヤでローター径を変えています。
リヤには１４０ｍｍの小さなローターを採用して軽さも狙っています。
前後共に大胆な肉抜き加工が施されたＡＳＨＩＭＡ製です。

ＦＥＬＴオリジナル　ＣＸＲ２シートポスト。高強度な鍛造６０６１アルミを使用しています。
サイドから固定するタイプのメンテナンス性の高いシートポストです。

ＦＥＬＴオリジナル　“ＳＬ　ロードサドル” 。

フロントビュー。