コリマ エアロホイール
(チューブラー)
・フロント用 税込¥65,100
クイック無し実測重量615g
・リヤ用 税込¥75,600
クイック無し実測重量820g
高さがあるエアロリムの為通常のバルブはリムの中に隠れてしまって空気が入れられません。
付属のアダプターを使用したロングバルブ化の作業を紹介します。
ビットリア コルサ エボKX
税込¥7,350
幅/21mm 重量/299g
チューブラータイヤの名門、ビットリア製のハイグリップタイヤで特に雨天時のグリップ性能が優れています。
ビットリアではチューブラータイヤのほとんどのモデルに分割式フレンチバルブを採用しています。
バルブの破損などの場合には簡単にバルブだけを交換できます。
今回の作業はこのバルブを分割して、間にアダプターをセットすることでロングバルブ化します。
バルブ部分の取り外しにはビットリアの専用工具を使用します。
アメリカンバルブのムシ回しのような形状です。
バルブに工具をセットして緩めます。
バルブが外れました。
バルブが取付けられていたネジにアダプターをセットします。
パッキンが付いていてかなりの高圧にも対応します。
アダプターに先ほど取外しておいたバルブをセットします。
再び専用工具の出番です。
延長アダプターにはスパナをかける部分があります。
しっかり固定します。
作業完了です。
被せるタイプでは操作しにくい、洩れやすいなどの問題が起こりがちですがこのタイプなら通常のバルブと同じように扱え確実です。
使わないリムにセットして規定空気圧まで上げてしばらく放置します。
バルブの加工部分からエア漏れしていないか?ピンホールパンクなどがないか?確認してから装着します。
また長期間折りたたまれていたタイヤの癖を取るためでもあります。
タイヤにもよりますが1日から2日くらい放置してエアの減り具合を確認します。
専用のニップルレンチです。
ニップルはリムの中に隠れていてリム内周側からは見ることができません。
振れ取りや増し締めなどのメンテナンスはリム外周側からしかできないので、タイヤを剥がして行います。
奥深くの特殊なニップルを回すのでこんな形状になっています。
振れ取り台にセットします。
スポークテンションのバラつきや振れの状態を確認します。
専用ニップルレンチで調整します。
エアロスポークなので、別の工具でスポークが捩れないように抑えながらの作業です。
振れ取り台のゲージは金属製なのでカーボンリムに直接は当てられません。
接触してもリムが傷まないように樹脂製のものを代用します。
タイヤを貼り付けます。
装着面を脱脂してゴム系の接着剤を塗って乾燥させます。
これが下地になります。
薄く均一に塗り伸ばしたいので、ビニール袋を巻いた指で伸ばします。
作業が終わったらビニール袋は捨てます。
作業しやすく手も汚れません。
乾燥後にリムセメントを塗ります。
用途によって何回か重ね塗りする場合もあります。
下地とは違って乾いてしまう前に貼り付けます。
タイヤをセットしたら空気を入れて取付け状態を確認します。
リムセメントが乾くと修正できないので、必要な場合はここで修正します。
最後はホイールを回転させてチェックします。
完成!です。
カーボンリム専用のブレーキシュー。
コルクタイプで発熱を抑えるようになっています。
このホイールには必ずこのシューを使う必要があります。