女性用 ロードバイク オーダー(GIOS)

Posted at 06/05/10 : Category » カスタム&メンテナンス


フレームはGios(ジオス)レジェロ。
レジェロとは、イタリア語で軽い(Light)の意味。
イメージカラーのきれいなジオスブルーが人気です。
ジオスは当店での取り扱いがないため、オーナーにご用意していただきました。



フェイスカット用工具をセットした状態。
フェイスカット用工具が正確な位置にセットされる為に、先にセットするガイドも正確な位置にセットする必要があります。そのためガイドをセットする前に、BB内部のネジを専用タップで修正します。


フェイスカットが完了したBBサイド面。
ベアリングが正確に当るように修正します。


専用工具で下玉押しを圧入しています。
この段階ではコラムはカットしません。最終的にステムの位置が決まってから、カット位置を決定して切断します。



ホイールもオーダーです。
信頼性の高いシマノ アルテグラのハブをベースに、スポーク・ニップル・リムは軽く、しなやかなことを重視して選びました。
またスポークの太さや通し方、組み方にもこだわりました。


組立中。
オーナーのご希望でクランクは、シマノのコンパクトドライブ。軽いギアは欲しいけどロード用リヤディレーラーで使えるローギア最大歯数27Tを使うためには、ロングゲージを使用する必要があるのですが、ロードバイクらしいスタイルも重視したいオーナーは、ショートゲージリヤディレーラーを選択し、そのためリヤ最大ギアをキャパシティめいっぱいの25Tとしています。


途中でポジションのチェック。
ローラー台にセットしてシートの高さ、前後位置を決定し、その後ハンドルバーの位置を確認します。いくつかの長さの違うステムを試してみて、バーの前後位置や角度、レバー位置などを決定します。


フレームはGios レジェロ。
コンポーネントは信頼性の高いシマノ デュラエース・アルテグラ・105・他をミックスして使用しています。
ブレーキ本体と前後のディレーラーは105、ペダル・前後ハブ・BB・カセットスプロケット・STIレバーとコンパクトクランクにアルテグラ、チェーンはデュラエースを選びました。
グレードの統一にこだわらず、実質的に重要な部分にグレードの高いパーツをチョイスしています。



ハンドルバーはNITTO M153-STIです。シマノSTIレバーとの組合わせでハンドルバー上部がフラットになり握りやすくなっています。
またブレーキレバーはシマノ ST-R700スモールタイプ、女性や手の小さい方でもラクに操作できます。
サイクルコンピューターは手元で操作ができ、ギアのポジション等も分かるシマノ フライトデッキを装着しました。



リヤビュー。
サドルはフィジーク Vitesse。ワイドノーズ&ワイドプラットフォーム(全体に幅広のデザイン)で、ユニセックスタイプ。男女共に、特にレース的な使い方やハイペースなロングライドで快適です。


チェーンは外観上同じに見えても、グレードによる価格差が大きいパーツです。通常は変速性を上げようとすれば耐久性が落ち、ペダルを踏んだ時の伝達効率も落ちます。逆に耐久性や伝達効率を上げようとすれば、変速性が落ちます。チェーンにデュラエースを使用したのは、相反するこの要素を高い次元でバランス良く両立させている為です。チェーンの伸びも少ないためチェーンリングやリヤスプロケットの磨耗が格段に少なく、長期間良い状態を保つことができます。


ホイールはシマノ アルテグラのハブをベースに、リムにアメリカンクラシック28HとDTスポークにアルミニップルを使用し、フロントラジアル・リヤはギア側をラジアル・反対側タンジェントで組みました。



標準ではインナーキャップを使用しますが、トライアスロンやレース用バイクには、ワイヤーの先端にハンダ付け処理を施します。
こうすることにより、急な整備(レース会場)などでインナーワイヤーを外す必要ができた時に、先端がバラけて元に戻せなくなるということがなくなります。



バイクの説明、発進・乗り方・停止の仕方・シフトの仕方、ホイールの脱着の仕方・エアーの入れ方・オプションパーツの取り扱い説明・乗車前の自己点検の仕方など説明します。
その後実際に乗っていただいて、実走でのポジションの確認をします。

さぁ、ロードバイクデビューです!

EDIT
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